■問い合わせ先 東京クリーニング研究会 E-mail:info@maplegroup.net
しかし、洗った後、お団子状になった羽毛を、どうやってあのフンワリした状態に戻すのでしょうか? クリーニング店では、タンブラーを用いて、「熱」と「たたく」という物理的作用で固まった羽毛をほぐし、ふんわりとさせます。それが「不可」だとすると...どうやればいいのかな? 静止乾燥機に入れたり、カゲ干ししながら時々手でパンパンたたいてほぐすのかな?あ、それともフトン干しの竹竿でパンパンするのかな?どちらにしても、とても手間がかかってしまいます。 クリーニングは、技術料と手間費ですので、ものすご〜〜く高い料金になってしまいますね。 結局これは、お客様にご説明して、納得して頂いた上で傷等がつかないようにしてウラ返しして、ネットに入れ、単独でタンブラー乾燥して仕上げました。 水洗いできない夏物衣料のコラムが、何だか「?なクリーニング表示」のハナシになってしまいましたが、みなさんもお洋服をお買い求めになる時は、その服をどんな風に着用するのかを頭に入れながら、クリーニング表示をチェックしてみて下さい。 そして、もし疑問に思われたなら、店員さんにお尋ね下さい。「夏物なのに、なんで〜」と。 最後に、もし洋服を作り、それを売る側の方がこのホームページを見ていただいていたなら、もう一度考えてみてください。 洋服はそれを「着用する人」のためのものです。デザインし、作り、販売する側も、僕たちのようにメンテナンスに携わる側も、すべて「装う人」のために仕事をしています。 洋服を買ったお客様が、いつも気持ちよく、愛着を持ってその服を着ることができるようになってこそ、初めて「豊かなファッションライフ」が成り立つのではないでしょうか? そのためにできること、やるべきことはたくさんあると思います。 せめて、「クリーニングは専門店にご相談ください」はやめにしましょう。 それって、なんか、ずるくないですか?